石徹白Life852日目【泥んこ遊びと3種の蕎麦クレープ】

2020-04-19

200419アザミの蕎麦クレープ

毎日が日曜日のような子ども達は外遊び三昧。親としても学びって何だっけと改めて感じる機会になっています。

さて貴重な日曜日の晴れ間。

私は春の作業が目白押し。

合間を縫って、適度に関わる程度にしています。

自分が子どもの頃はそれこそ親が知らない場所で、

いろんな世代と関わりながら遊びや実験や失敗をしてきました。

石徹白のように子どもが少ない場所では、

世代を越えてつながってきた子どもの遊びや文化は、

いったん消滅しているような。

それでも、機会さえあれば、また育めると信じています。

今回は遊び始めてしばらくして、

「ホースがあるか?」と聴かれたので、

「ないよ。何に使うの?」と問い返したら、

「自分たちで掘った穴に水を入れたい」と子ども達。

「ならば竹を割ってみよう!」と返しました。

「へ?」という顔をしていましたが、

やってみるから始めましょう。

「流しそうめんと同じだよ」と言ったら想像がついたようで。

人は経験したことから、次にいける。

豊かな経験は、人生の基礎だと私は思います。

鉈で竹を割り、節は子ども達が金槌で割り、

仕上げは鑿で私が。

完成した「竹樋」を鋸で伐って長さ調整もしていたようです。

こんな時代だからこそ、

身近にあるもので創れる喜びや

発想を大事にしてほしい。

その後はさらに面白い世界が展開されていくばかり。

で。

しばらく離れて自分の休憩ついでに焼き始めた蕎麦クレープ。

子ども達のおやつとして、

いろいろ山菜などを混ぜたら楽しくなってきました。

野良カフェ。本日のメニュー。

1枚目はアザミ。

2枚目はシャク。

3枚目はタクアン。

並べ方とかできあがりを意識してみたが、
それなりに失敗というか想像よりもヘンテコになっていきました。

泥遊び絶好調の子ども達はおやつをそっちのけ。
めちゃくちゃ楽しそうに唄いながら盛り上がっていました。

夢中になるって素晴らしい。
人生はそういう瞬間に支えられているから。

こういう日常も自然学校の一部であることを再認識。
withコロナの時代に生活体験楽校を。

お祭り騒ぎの後は、片づけて。
余りにも謎の黒い物体は
とうちゃんが川で洗濯をしました。

そして翌日も泥んこ続く。
しばらく続くかも。

思う存分にやってくれー。

====

#岐阜県 #郡上市 #白鳥町 #石徹白 #いとしろ
#情報発信 #地域起こし協力隊 #大西琢也
#外遊び #どろんこ  #川で洗濯
#狩猟採集手仕事 #山菜で蕎麦クレープ