report/// 美濃禅定道から白山へ(前編)

2016-08-01

今回美濃禅定道の視察に向かったのは、
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だいちゃん(左)、たかと(中)、かな(右)の3人。
だいちゃん以外は初めての白山で、
だいちゃんも美濃禅定道〜白山〜大白川ははじめての道のり。
さあ、どんな旅路になることでしょう。

朝5:30に石徹白登山口を出発。
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「大杉、おはよう〜。」
これまでで一番早起きのあいさつです。

大杉から銚子ヶ峰までは、
清掃登山などで通るいとしろでは馴染みの道。
早朝の涼しい時間にどんどん高度をあげていきます。

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いとしろの集落も見えてきました。
青空がひろがる気持ちのいい景色!
こう見ると、いとしろはほんとにちっちゃな集落ですね。

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神鳩小屋で一息。
地図を広げて行程をサクッと確認。

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「三の峰まででだいたい半分。
銚子ヶ峰までは足慣らしやな。」
はいよはいよ、先をいそぎますよー。

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母御石でだいちゃんとたかとの
さわやかショット。
気持ちのさわやかピークはここだったかも?

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銚子ヶ峰が見えてきました。

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郡上最高峰、到着。

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銚子ヶ峰から先に目をやれば、この絶景。
美しくもあり、かっこよくもあり、でも足を動かさねば。
さあ、こっから〜!次は「一の峰」に向かいます。

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これが、笠場湿原かー!(右手)
地図の中の文字が、景色になって再登場。

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「一の峰」の手間には実はピークがいくつもある。
「これか?」「これか?」と期待がはずれると余計に疲れるもの。
それに、強い日差しがさらに体力を奪っていく。
急峻な山道を上がっては下がり、上がっては下がりを繰り返し
ようやく「一の峰」到着。
最近運動していなかったわたしは、すでにバテバテ。

「銚子ヶ峰」〜「一の峰」〜「ニの峰」〜「三の峰」は
それぞれコースタイムで50分。
半分の三の峰まで、この上り下りをあと2回。
「これ、やばいなあ」と心の中で冷や汗。

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「いける?引き返すならここやで。
この先いったら、時間的にもう帰れんくなる。」
そんな話をしながら、だいちゃんにシャリバテを指摘され
がっつりエネルギー補給。

実は今日の晩御飯担当はわたしで、
ネパールカレーを仕込んできていた。
「スパイスのいれるタイミング説明してへんし、
渡したところで作らせるん酷やなあ。
いや、一緒にカレー食べたいし。」
という気持ちがなによりもわたしを先に進ませていたことは
終わったから話せる話。(山飯大事・・・)

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そっからというもの、だいぶ調子回復。
「ニの峰」を通過。このころはすでに楽しんでる。

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途中には「水呑釈迦堂跡」という遺跡がある。
水分の残りがすでに少なくなっていたので、ここで急遽給水することに。
「水がのこりあった方が、気持ちも楽やろ?」
その通りでした。
しかし、この水スポットは夏には枯れていることも多いらしく、
いつもあることを期待するのは危険だそうですよ。

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「三の峰」の手前には「三の峰避難小屋」が。
このあたりはニッコウキスゲが見頃でとても美しかった…!

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避難小屋には、別ルートできた登山客がわらわらと集まっていました。
そのおじさんやおばさんたちとお話しをしながら長めの休憩。
避難小屋の内部はこのような感じ。
ここに一泊して別山にのぼられる方が多いのだとか。
そんな過ごし方も、いいなあ。

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三の峰到着!

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再びいくつものピークを越えると、ひらけた場にさしかかりました。

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「別山平(べっさんだいら)」といわれるところだそう。
お花もたくさん咲いていて気持ちよすぎて、思わず寝っころがる・・・
石徹白のひとたちに話をきいても、白山と並ぶほどの人気スポット。
この天国な場所に身をおいて疲れが回復!ここはまだ折り返し!さあ先をいそごう!

(後編に続く)